京商 オリジナル 1/64 レクサス LX570 左ハンドル仕様 ソニック チタニウム G00001ST

　全長は約5m、全幅は約2mという巨漢でありながら無敵のオフロード性能を持ち、レクサスの最上級SUVとして世界のライバルに負けず劣らないゴージャスな装いと装備を備える「LX」。2022年に4代目のLX600にフルモデルチェンジしたが、旧型のLX570も新型には無い魅力があり、未だ高い人気を誇っている。真っ先に上げたいのが、トヨタ／レクサスを含めて最大排気量となる5.7ℓのV型8気筒エンジン（377㎰/54.5kg-m）。現行モデルの3.4ℓV型6気筒ターボに対して数値（415㎰/66.3kg-ｍ）こそ劣りますが、大排気量＆マルチシリンダーNAならではのシームレスかつ力強い加速フィールは新型には真似できないものです。また、乗車定員も同じ3列シートで、比較するとLX600の7人乗りに対してLX570は8人乗り。この手のクルマで全てのシートに人が収まる機会はさほどないでしょうが、もしもの時に＋1という点で見れば新型を上回っている。スタイリングについては好みですが、クロカン四駆らしい武骨さをもつLX600と比較すると、より端正でシャープな印象です。派手過ぎないスタイルを好む方にはLX570の方が好まれるのではないでしょうか。走りもボディオンフレームのSUVらしい重機感は残っていますが、電子制御サスペンションのおかげで現代レベルでも不安や不快さはありません。つまり、性能とカッコよさ、使い勝手や高級感を含めたプレミアムクラスのSUVとして、今なお一級品のレベルにあるといえるでしょう。