京商 オリジナル 1/18 フェラーリ 250GTO 1962 LM (#22) [No.KS08438B]

■ 開閉機構付

　量産GTカーで争われることとなったスポーツカー世界選手権のタイトルを獲得するために、量産スポーツカーであった250GT SWBのシャシーとエンジンを活用し、当時のフェラーリの持てる技術とノウハウをつぎ込んで開発されたレーシングスポーツカーが250GTO（GTOはGTクラスのレギュレーションに合致させたことを意味するグラン・ツーリスモ・オモロガートの略）です。「走る芸術品」と呼ばれた250GTOは1962/1963年に製造されたモデルをシリーズ１、ライバルに対抗するために大幅な改良が施され、1964年に製造されたモデルをシリーズ2、シリーズ1にフェラーリ400スーパーアメリカの4ℓV12SOHCエンジンを搭載したモデルが330LM（オリジナルの3ℓV12SOHCとエンジンが異なるためプロトタイプクラス扱い）が存在し、総生産台数は39台となっています。様々なレースで勝利を収め、1962年のシリーズチャンピオンにも輝いた250GTOですが、圧巻だったのは1962年のル・マン24時間レースで、表彰台を独占。選手権のかかったGTクラスはゼッケン19番がクラス優勝、総合2位、ゼッケン22番がクラス2位、総合3位でフィニッシュしています（総合優勝は330LM）。翌年、翌々年も見事スポーツカー世界選手権を勝ち抜いています。