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CB1100R 1981 レッドホンダレーシングテクノロジーをダイレクトに市販車へとフィードバックした。
「CB1100R 1981」に想いを馳せるファンは世界中に大勢います。1978年にCB750 Fourの後継として誕生したCB900Fをベースに、新型の耐久レーサーであるRS1000が1979年に姿を現しました。1976~1978年にヨーロッパ耐久選手権を中心に勝利を重ね、無敵の強さを誇った耐久レーサーがホンダRS1000です。その技術を存分に投入した限定生産市販スーパースポーツが「CB1100R 1981」ですが、実際にレース対応の高出力エンジンや車体、足回りなどを手組み生産しています。ホンダファンであれば、こうしたレースフィールドで活躍したマシンを、サラッと市販化するオートバイメーカーこそが日本のホンダであることを知っています。だから、この模型にもグッとくるのです。
What’s ホンダ クラシック モーターサイクル シリーズ?〜思わずコレクションしたくなるクオリティと価格のバランス〜
オートバイが各々に有するスタイルやディメンション。そんな立ち姿や個性を限られたスケールの中で模型としてどんな風に再現しているか?が大切です。台湾メーカー「PAO FENG」はお手頃な価格ながら、例えば、ブレーキディスクや、スプロケット&チェーン類などはエッジングパーツを採用しその質感を高め、さらには、合成皮シートの雰囲気をマット塗装で再現するなど、よく見るほどに手が込んでいることにバイクファンなら気がつくことでしょう。カウリングやタンク、ハンドル位置やシートの形状、タイヤにゴム系やメッキパーツ類、さらには、ホンダクラッシクバイクの重要な個性であるエンジン様式、またマフラーの取り回しなど、オートバイのスタイルを構成するパーツ達を雰囲気としてリアルに感じることが出来るかどうか?がひとつの購入どころであると言えそうです。限られた中でも、オートバイを愛するスタッフが模型制作に携わっていると思います。
まずは気になる大好きなオートバイを一つ手に取ったら、是非、次のオートバイ、そしてまた、次のオートバイとオートバイファンだからこそ楽しめるコレクションの世界を、お気軽にご堪能して頂けたらと思います。