京商 オリジナル 1/18 ランボルギーニ カウンタック LP500S レッド KS08320B

　ランボルギーニのアイデンティティといえるシザードアを世界で初めて取り入れた市販車であり、今なおキング・オブ・スーパーカーとして多くのファンに愛され続けるモデルがカウンタック。ランボルギーニ・ミウラの後継車として1974年にデビューし、1990年までの製造における2度目のマイナーチェンジでデリバリーされたのがLP500S。スペシャルモデルであるウルフ・カウンタックがモディファイのベースで、このモデル以前のLP400Sで既に外観はウルフ仕様（リアウイングはオプション）となっていましたが、LP500Sではボア×ストロークが拡大、エンジンも同じ5ℓ（正式には4.8ℓ）V12へと変更。見た目も中味も本家に近付いたのが特徴。また、正式に北米輸出が開始され、5000Sの名称が使用されたことから、以後その名が世に浸透していくこととなる。LP400Sを上回る動力性能（375㎰/41.8㎏-m）を得るとともに、アメリカという新たなマーケットを獲得したことで、カウンタックはスーパーカーとして息を吹き返しました。その後、5.2ℓまで排気量アップ、4バルブヘッドを組み込んだ455㎰を誇る5000QV（クアトロバルボーレ）へと進化。当時のライバルであるフェラーリ・テスタロッサに負けないようにパフォーマンスを高めていくことになります。なお、LP500Sは1982～1985年までにLP400Sの235台よりも多い323台が生産されました（生産台数は諸説あり）。

■ 開閉機構付