京商オリジナル 1/18 BMW 2002 ターボ (ホワイト) [No.KS08544W]

現在まで続くBMWの礎を築いたノイエ・クラッセ(4ドアセダン)をベースとした小型2ドアセダン・BMW02シリーズ。その最上級スポーツモデルが量産市販車初のターボチャージャー装着車として1973年に登場した2002ターボです。2ℓ直列4気筒SOHCにKKK製ターボチャージャーを組み合わせたエンジンは、1969年当時のグループ5ツーリングカーレースに参戦し、常勝ポルシェを抑えてチャンピオンに輝いた2002TIK用がその源流。170㎰/24.5kg-mは当時の市販車としてはトップクラスの高性能で、レースのみならずストリートでもポルシェ911イーターとして君臨。その性能を誇示するかのような外観は、バンパーレスのフロントスポイラー／オーバーフェンダー／ウレタン製リアスポイラー／BMW Mの象徴である青・紫・赤のトリコロールストライプが追加。内観にはスポーツシートとレッドのメーターパネルを装着されるなど、ベースの2002tiiに対して大幅に手が加えられている。なお、オーバーフェンダーは本国仕様ではビス留めでしたが、日本仕様は当時の運輸省（現・国土交通省）から認可が下りず、パテ埋めしてから販売されました。また、世界的なオイルショックの影響で生産はわずか1年半でしたが、前期型と後期型が存在。ミニカーのモデルとなった後期型はエアダムの助手席側にターボ冷却用のインテークが加えられ、右出しであったマフラーがセンター出しとなっているのが特徴です。