概要
■ レジンモデル
400Rと言えば、昨今ではV37型スカイラインの最高性能グレード名として採用されたことで話題となったが、おそらくその名前を聞いて多くの人が思い浮かべたのは、1996年にNISMOがBCNR33をベースに製作・販売したコンプリートカー、NISMO 400Rの存在だろう。
NISMO 400RもV37型の400Rと同じく、400馬力に由来してのネーミングだが、いくら両者23年の隔たりがあるとは言え、当時はすでに市井のチューンドGT-Rでも500馬力超は珍しくなかった時代で、NISMO 400Rが取り立ててハイパワーという印象は無かった。しかし、400Rはあくまで日産お墨付き、日産ワークスであるNISMOのコンプリートカーという肩書がある以上、排ガスの面で量産車基準をクリアすることはマスト。そのためお手軽なブーストアップやビッグタービンの装着といった方法は選択肢になく、最終的に採られたのが2.6リッターから2.8リッターへの排気量アップという手段で、N1用のメタルタービンの組み合わせで、400psと47.8kg-mというパワーが発生されることとなった。またその性格は絶対的なパワーフィールよりも、レスポンスの良さを徹底的に追求したのも市井のチューンドカーとは一線を画していた点。サスペンションも闇雲に固めるのではなく、しっかりと脚を動かして気持ちよく旋回させることを目指してビルシュタイン製のショックアブソーバーとロワードコイルスプリング(前7キロ/後8キロ)が奢られている。エクステリアも18インチのLM GT1ホイールをはじめ、オーバーフェンダー(前後)、専用バンパー(前後)、大きなインテークが掘り込まれたカーボン製のエンジンフードや2段式リアウィングなど、専用パーツで武装している。
京商オリジナルでは実車の特徴をレジン製プロモーションモデルとして正確にスケールダウン。ボディカラーは新車時にメディアに登場する機会の多かったレッドとイエローの2色を用意。大きく口を開けたフロントバンパーのインテーク奥に鎮座するインタークーラーにはエッチングパーツを採用するなど、実車らしい質感の追求も是非実物を手に取って確認いただきたいポイントとなっている。


![京商 オリジナル 1/43 ニスモ 400R (イエロー) [No.KSR43101Y]](https://dc.kyosho.com/media/catalog/product/cache/98856fd367418bc8f862d5aa364e64e3/2/0/2021_1201kyosho43-1-030.jpg)
![KYOSHO ORIGINAL 1/43 日産 フェアレディ Z (ブルー) 限定600個 [No.KSR43114BL]](https://dc.kyosho.com/media/catalog/product/cache/565e2e66b92886db835602310db16cb8/2/3/230130-017.jpg)
![KYOSHO ORIGINAL 1/43 日産 フェアレディ Z (レッド) 限定400個 [No.KSR43114R]](https://dc.kyosho.com/media/catalog/product/cache/565e2e66b92886db835602310db16cb8/2/3/230130-023.jpg)



