概要
レクサスのボトムレンジを担うFRセダン「IS」をベースとし、レクサス初のハイパフォーマンスモデルとして2007年にデビューした「IS F」。その後継車種として2022年7月21日に発表されたのが「IS500」。“F SPORT パフォーマンス”のサブネームは足回りやブレーキのみならず、パワートレインまで手を加えた高性能モデルを意味する。IS F以降はGS F/RC F/LCへと継承し、成熟されたヤマハと共同開発の5ℓV型8気筒DOHCエンジン(初期モデル比で約58㎰/約3㎏-mアップの481㎰/54.6g-m)を搭載するために全長を50㎜伸ばし、隆起した専用ボンネット“パワードーム”を装着。専用のセッティングが施され、最速0.2秒の変速スピードを実現した「8-Speed SPDS (8-Speed Sport Direct Shift)」や同社のスーパースポーツモデルであるLFAをイメージした4連エキゾーストマフラー等、そのパッケージイメ―ジはIS Fを踏襲。大排気量自然吸気ならではの滑らかかつ力強いフィーリングや、ハートに響く快楽サウンド等、国産のマルチシリンダーエンジンを楽しめる希少な存在となっている。電子制御で調律されたフットワークや大型化したブレーキにより、トータルパフォーマンスは更に磨きが掛けられ、ライバルとなる欧州勢に負けずとも劣らない魅力溢れるセダンに仕上がっています。