京商 オリジナル 1/18 アルファ ロメオ ジュリエッタ スプリント ブルー KS08957BL

■ 開閉機構付

　アルファロメオの量産車メーカー化を戦後に推進し、現在に続く礎を築いた初の小型乗用車が1954年にデビューした「ジュリエッタ」。ボディタイプは、2ドア／4ドア／オープンの3タイプで、最も早くデビューしたのがスプリントと呼ばれる2ドアクーペでした。空力的にも優れる美しい曲線美にエッジを効かせたスタイリッシュなファストバックデザインは、当時ベルトーネに在籍していたフランコ・スカリオーネが描いています。エンジンは新設計となるアルミ製1.3ℓ直列4気筒DOHC(65㎰)で、最高速155㎞/hは当時のレーシングカーに匹敵する性能を誇り、「一般庶民でも頑張れば手が届くスポーティーカー」としてアルファロメオ始まって以来の大ヒットとなりました。1959年には大規模なマイナーチェンジが実施され、エンジン性能の引き上げ(80㎰)と耐久性向上、外装のデザインやインテリアの見直しなど熟成が進みました。その後、スプリントは1962年にジュリアへ代替わりしましたが、4ドアセダンはジュリアベースの新型が登場する1965年まで販売が継続。今回ミニチュアカーとしてモデル化するのはマイナーチェンジ以前の前期型(750系)で、エクステリアは法規対応が進んだ後期型(101系)よりも灯火類が少なく、プレーンなデザインが特徴。その他、コラム式の4速ミッション(後期はフロアMT)やドアトリム等にも違いが見られます。