概要
限定700個
今年は1969年に初代スカイラインGT-Rが(PCG10)が登場してから50周年。第3世代となるR35 GT-Rをベースに2020年3月までの期間限定モデルとなるのが「GT-R 50th Anniversary」だ。R35 GT-Rの最終進化形と噂されている2020モデルの「プレミアムエディション」をベースに、内外装に専用アイテムがプラスされている。
エクステリアは3つのカラーコーディネイトが用意されるが、これは日本グランプリで活躍したハコスカGT-Rのレーシングカーに採用されていた「日産ワークスカラー」のオマージュ。お勧めは2020モデルで新設定されたワンガンブルー+ホワイトステッカーのコーディネイトだ(アルミホイールも専用のブルースポーク仕様となる)。
インテリアは専用内装色「ミディアムグレー」や専用ステッチ入りアルカンターラルーフトリム、50周年記念ロゴ(センターコンソール/メーター/キッキングプレート)と特別なモデルの証が随所に配置されている。
メカニズムに関してはノーマルから変更はないものの、2020モデルではサーキット向けのGT-R NISMOで培ってきた技術を水平展開。レース用ターボチャ―ジャーに使われる「アブレダブルシール」を採用した新型ターボの採用によるアクセルレスポンスやパワー感の向上、サスペンションの最適化や新デザインのアルミホイール(軽量なのに剛性はアップ)の採用による路面追従性の精度がアップなど、進化の手は止まっていない。
開発責任者の田村宏志氏は「全てはロジカルに突き詰めた結果になります。従来モデルと乗り比べると『スペックは一緒なのになぜ!?』と驚くと思いますよ」と自信を見せる。
すでにR35 GT-Rの登場から12年が経過しているが、そのパフォーマンスは今でも世界トップレベルを誇る。現在「電動化」と「電脳化」を経営の柱としている日産だが、ピュアな内燃機関で味わえる「最後のGT-R」と言ってもいいかもしれない。
自動車研究家 山本シンヤ
【SAMURAIシリーズ】京商がリリースする1:12, 1:18スケール レジン製の日本車シリーズ。愚直に実直に物作りを行ってきた日本の名車を、旧車から現行車までモデル化している。ボディーラインの美しさ、実車と見違えるほどの塗装、合わせ品質の高さはコレクターにご満足いただける仕上がりのシリーズとなっている。
■ レジンモデル
■ 開閉機構ナシ